
木材測定は複雑になりがちです。様々な検量方法や、樹皮、歪な木材など正確性に関する問題が定義される要因はこれに留まりません。
2016年の時点でTimbeterの現CEOであるアナ・グレタはTimbeterをより効果的に使うことについてのユーザーにお話をお伺いしました。Timbeterで木材を測定でTimbeterを使うことに関して、最も気になる事項について編集しました。
①樹皮
最初の質問は樹皮についてです。多くの国では材積は樹皮を除いて測定します。Timbeterは樹皮の下の部分の周辺を検知し、左右対称な円にするため、直径から樹皮は除かれます。
もちろん(フィンランドの一部のような)国・地域では樹皮を含めた上で測定するところもあります。そのような場合、シンプルに10~12%上乗せさせましょう。というのも、これは樹皮を含む測定でもっとも一般的だからです。
②歪な形の木材
質問2:歪な形の木材でも測定できますか? もちろんできます。Timbeterは木材全面を検知し、先ほど説明したように、左右対称な円に換え、正確な平均直径を計算します。
測定が手検尺で行われる時、通常木材の末口と元口を測定し、平均を計算します。Timbeterでは、木材の正確な平均直径を手に入れることができるため、木材の形を気にする必要はありません。
③立法メートルかボードフィートか
3つ目の質問は単位システムについてです。Timbeterの本社はエストニアにあるため、メートル法しか用いないと思っているかもしれませんが、ボードフィートを使ってお仕事される方もいらっしゃるのは把握しております。
なので心配ご無用です。Timbeterではメートル法もヤードポンド法もご利用できます。このため、Timbeterを使うと、ニーズに合わせて、立法メートルでもボードフィートでも結果を計算することができます。
④材長
次の質問は材長についてです。材長はユーザー側で入力していただく必要があります。万が一はい積に複数の材長の木材がある場合は、その平均の長さをTimbeter使用時に入力してください。
3mや4mといった様々な材長を含んだはい積の木材を、長さごとに分けて測定したい企業がいれば、これは追加機能である、TimbeterのQRコード検知で可能です。(もしQRコード検知についてもっと知りたい場合、こちらの記事をご参照ください。直接もっと知りたい場合は、Timbeterまでご連絡くださいませ。なお、日本語でも対応可能です。)
⑤影の部分にある木材
木材が影に隠れて閉まっている場合、Timbeterが検知することは難しいのでしょうか? この場合、検知を調節する段階で、検知されなかった木材を、長押しで追加しましょう。
また、既存の測定を再測定することも簡単にできます。これはアプリからでも、ウェブのストレージ・モジュールからでも編集可能です。
⑥まとめられた薪炭材
「束になっている薪炭材を測定することは可能ですか?」 最後の質問はまとめられた薪炭材についてです。もちろん、測定可能です。はい積の層積を使って、層積オプションで測定しましょう。溝の深さを設定することで、高さや幅についての結果が得られます。
まとめ
まとめると、上記はTimbeterのユーザーが抱く、最も一般的な質問です。以上にない事が知りたい場合は、ご遠慮なくお聞きくださいませ。また、この記事にコメントいただけると嬉しいです。