ユーザーのみなさんが気になることの1つに、Timbeterを使う際には具体的にどんなスマートフォンやタブレットがいいのかという疑問が挙げられます。
また、最初の測定直後、様々なデバイスで十分にテストしたり、測定画像の質や検知、タブレットもしくはスマートフォンの全体の機能を確認したりできるように、トライアル中のユーザーのみなさんからも異なるデバイスについての質問を受け取っています。
今回はTimbeterを使う際のポイントとなる、デバイスに関連した点についてまとめました。
①画面の大きさ
これは非常に個人の好みによります。実用性を重視したり、常に持ち回ったりしたい人もいれば、単なるツールと考えている人もいます。
もし小さめの画面で、いい解像度や強度、さらにはTimbeterを常に持っておける能力がほしいなら、5~5.5インチのディスプレイのスマートフォンをおすすめします。しかし、強度や事細かな部分まで画像に納めて、ほかの機能とは別にTimbeterを使いたい場合は、ノート型のタブレットをおすすめします。
まとめると、5インチのスマートフォンから9インチのタブレットであれば、画像を詳細にキャプチャでき、Timbeterの使用にも不自由ありません。
②スマホの画素数
ユーザーの中には、デバイスのカメラの質がTimbeterでの木材の検知に関わっているのか疑問に思っている人もいます。実は、Timbeterのニューラルネットワークが正確に木材を検知するためにも、カメラの解像度は非常に重要なポイントです。例えば、デバイスのカメラが人間の目で、撮影した測定画像を脳に送るとします。これは、カメラで検知した情報がTimbeterのAIに送られているのと同じです。この「目」が完璧なビジョンを持っていないと、重要な詳細が省かれてしまうのです。
Timbeterのおすすめは、デバイスの後ろに付いているカメラの解像度が8メガピクセル以上であるデバイスです。デュアルカメラの付いているデバイスでは、1つ目のカメラのみ使用されるので、事前にカメラの詳細な性能を知っておく必要があります。
③使いやすさ
毎日使うものなのにもかかわらず、使いやすくもなく、高級なだけのデバイスを購入するのは理にかなっていません。小さすぎるデバイスでは細かいところが見にくくなる上に、あまり正確に画面上で操作できません。その一方で、極端に大きいタブレットでは持ち運びしにくいだけでなく、Timbeterでの測定の際に90度を保つのに腕が疲れてしまいます。
新しいデバイスを購入する際には上記のような点を考慮すると、その後のTimbeterの日常使いにも影響してきます。また、選んだデバイスを使う際には、快適さを確保するケースタイプのカバーも投資の対象になることでしょう。
④気象対策
最近のデバイスは、かすり傷や落下に丈夫なだけでなく、万が一の水没にも対応しています。現在、デバイス市場は「IP」証明のあるスマホを開発しており、そしてそれのおかげでデバイスも豪雨や生活水に対処できるものになっています。もしTimbeterを雨の多い地域で使用するなら、水にも大丈夫なデバイスを選ぶことをおすすめします。デバイスに「IP」証明がない場合は、デバイスを守るためにもケースなどを購入することをおすすめします。
日差しの強い地域では、極端な明度でデバイスの画面が見にくいこともあるでしょう。そういった場合にはAMOLEDやスーパーAMOLED搭載の画面になっているデバイスを購入すると、撮影に向かない気候の時でも低反射で白黒のコントラストのバランスも保証されます。もし、(古めの)デバイスで画面が強い日差しに対応していない場合は、画面の明るさを調整できるシートなどを使うといいでしょう。
木材の測定の際には砂埃や、かすり傷、おがくずといったものから被ることを常に前提としているので、デバイスの画面の保護も忘れないようにしましょう。
⑤メモリ
Timbeterを使うのに多額のお金をかける必要はありません。上記したように、Timbeterを使う環境によって使うデバイスの条件も変わってきます。いわゆる当たり障りのない、主要な機能を備えているメモリやカメラが付いたデバイスやリーズナブルな価格のデバイスがTimbeterには向いています。また、RAMやデバイス自体のストレージ容量といった内部要素も確認する必要があります。
RAMとは、単純にいうと、使っているデバイスがどのように機能するか、どれぐらい速くもしくは遅く反応するか、どれほど様々な機能を扱えるのかということです。(最近のでは3~6GBのスマホの)いいRAMだと、パノラマ機能も含めてTimbeterの使用もこの上ありません。
そして、ストレージの容量とは基本的にどれぐらいデバイスに「もの」を溜めこんでおけるかということです。忘れてはいけないのは、Timbeterのアプリをストレージ・モジュールと同期することで、測定がデバイスに保存され、編集などができるようになることです。外付けメモリ(メモリカード)の容量がある最新のデバイスには「もの」の保存には適しています。
デバイスの準備ができ、Timbeterのトライアルをやってみたい場合はこちらからご連絡ください。