新規ユーザーがTimbeterの使い方に関して多くの質問を抱くのは稀なことではありません。テクノロジーのはたらきはいつも同じですが、ユーザーによって、Timbeterで得られる結果は正確だったりかなり違ったりします。今回は、写真を撮る際に状況に応じて何をすべきか説明します。
ルール① カメラの通常モードとパノラマモード
かなり頻繁に大きめのはい積を測る必要があるときは? 写真撮影の際に取れる最長距離はどれぐらいなのか? という質問をよくされます。Timbeterの検知性は着実に大幅に改善されているため、30~50m離れている距離でも写真撮影は難しくありません。そういう意味では、通常モードで撮影する際はい積から取れる距離が十分にあれば、特に問題はないはずです。
しかし、もしあまり動くスペースがなければ、パノラマモードが最適です。パノラマ測定の場合、歪みをなくすため、はい積に平行になるように動かなければなりません。そして残念ながらその動きに問題が生じてしまうことがあるため、ここがエラーの起きやすい段階ともいえます。そういったエラーを避けるには、はい積をいくつかに区切ってそれぞれの区切りから1枚の写真を撮るのもまた1つの方法です。
ルール② リファレンスは長いほどよい
Timbeterが必須としているリファレンスは、最低1mのメジャーテープでや検尺棒などになります。常にリファレンスは長ければ長いほどいいと覚えておいてください。1mのリファレンスで1cm程度の誤設定があれば、その時点で誤差は既に1%です。2mのリファレンスで1㎝程度のミスであれば、結果に出る誤差は0.5%に留まります。そのため、ユーザー側で誤差を減らすには、常に長めのリファレンスを使う方がよいのです。もちろん、リファレンスのミスはデバイスでもストレージ・モジュールでもいつでも修正可能です。また、検尺棒などのリファレンスの代わりにQRコードを使うことも可能です。その場合、正確な測定結果を得るには、一つのはい積につき、少なくとも5枚のQRコードが必要になります。
ルール③ 凹凸の目立つはい積には少し遠めの距離を
はい積の質はTimbeterの正確性に影響することがあります。このエラーを避けるための一番簡単な方法は少し後ろに下がって、距離を取って測定する方法です。また、(はい積の質は多かれ少なかれよかったとして)非常に近い距離で測定すると、同じようなエラーが起こります。測定は3~5mよりも近い距離で行うべきでないとしています。
こういったエラーを避けるにはTimbeterの動画チュートリアルを見て、アプリでチュートリアルを通して経験するのが最短です。問題があった場合はいつでもTimbeterのチームがお助けします。
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