
Timbeterでは木材の表面を読み取り、直径を計算したり、木材を数えたりすることができますが、QRコードを読み取ることもできます。ものの2、3分で木材の表面から直径を計算し、木材に貼り付けられたQRコードの情報を読み取ります。つまり、それまで手検尺で測定し、タグなどはバーコードを使っていたものが、全て1枚の写真で終えられるようになったのです。
データは全てデジタルフォームで、その先のプロセスに向けて簡単にシェア可能です。
重要事項:
- 木材の表面内に収まっているQRコードのみ自動的に検知
- 白黒のQRコードを検知
- QRコードが曲げやすい紙に印刷されている場合、四つ角をしっかり固定し、紙が折られていると、QRコードの検出は不可能
- 撮影時はしっかりとカメラを保持。ぶれた画像はQRコード検知不可能
- 解像度の高いカメラだと遠くからでもQRコードを検知可能
- Timbeterに既に慣れていただくことでよりよいユーザー体験に
- 特別機能扱いにより、Timbeterではデフォルトで利用可能となっておりませんので、詳しくはご連絡ください。
QRコード検知の使い方としては、「直径」オプションで行うことになり、追加の手順が必要になります。QRコードを検知するには、通常通り測定プロセスを悔過して、木材編集の手順まで進みます。この木材編集の手順の間に、新しいアイコンが表示されます(画像参照)。
木材に必要な編集を加えたら、自動的にQRコードを検知するアイコンをタップします。
QRコード検知完了後、検知された木材に別の色で円が描かれます。きちんとQRコードが検知された木材は青色で、QRコードのない木材は赤色で表示されます(画像参照)。
検知されたコードを見るには、木材をタップして選択してください。選択した木材に貼られているQRコードの値が右上隅に表示されます(画像参照)。
QRコードは貼られているのに検知されなかった場合、QRコードが認識されなかった可能性があります。タップして木材を選択し、「QRコードをスキャン」を選択してスキャナーを開いてください。
スキャンモード(画像参照)でカメラがONになっていれば、QRコードを1枚スキャンできます。QRコードが画面のボックス内に収まるようにデバイスを木材に近づけてください。きちんと検知されれば、QRコードの値が画面右側に表示されるので、OKをタップして保存します。
また、QRコードを自身で入力することも可能です。木材を選択して、「QRコードを入力」をタップしてください(画像参照)。
「次へ」をタップすると、木材編集の画面に戻り、測定を終了できます。QRコードは保存され、ストレージ・モジュール内でも利用可能になります。
以上がTimbeterでのQRコードの使い方になります。木材をマーキングしたいことなどありませんか? そういった場合や、QRコードについてさらに知りたい場合は、info@timbeter.comまで一度ご連絡くださいませ。