
クラウドコンピューティングって素晴らしいものですが、仕事のためのものだけではありません。Evernoteというサービスを使ってノートを取る学生もいれば、XZ(クローゼット)というアプリを使って日々のコーディネートを管理するファッショニスタもいることでしょう。
アプリを使う時、データはクラウドシステムに保存されます。そして、そのことをクラウドコンピューティングといいます。今回はなぜクラウドコンピューティングはすごいのか、どういったプラットフォームをTimbeterと使えるのか、そしてTimbeterの場合はどうかについてお話します。
注意:本記事は基本的に林業においてテクノロジーに比較的詳しくない人向けにか書かれています。.
目次
1. なぜクラウドコンピューティングは素晴らしいのか?
「クラウドコンピューティングは素晴らしい」と言うと、主観的な意見に聞こえますが、一般的には素晴らしく、Timbeterもソリューション(解決策)の中で使用しています。そのため、このセクションではその理由について説明いたします。主に2つの観点ーデータ共有が可能になるのと、データ保存が安全になることーがあります。
1.1 簡単にデータを共有
まず初めのポイントは、データは簡単に共有されるということです。従来より、林業では、木材についての情報は紙に記入され、ほかの組織や関係者とExcelやPDFで共有されていました。
ここでもっと具体的に言語かするために、これまでのデータ共有のプロセスを見てみましょう。
- 紙に木材についての情報を記入
- Excelにデータを記入
- コンピュータやUSBにExcelファイルでデータを保存、もしくはPDFファイルにインポート
- 関係者にデータファイルを送信
クラウドコンピューティングを使うと、手動でファイルを保存する必要もメールなどで関係者に送信する必要もなくなります。その代わり、データ共有用のリンクを発行する事が可能なので、時間の節約にもなります。
1.2 安全にデータを保存
クラウドコンピューティングを使うもう一つのメリットは、データを安全に保存できることです。もし紙に木材についての情報が書かれていたら、重なる紙の量でデータを失くしてしまう可能性があります。さらに、USBやハードドライブを使っても、データを損失してしまう可能性がなきにしもあらずです。
例えば、万が一プリンターにウイルスがいた場合、そのプリンターにUSBを接続すると、USB内のデータは全て消えてしまう可能性があります。想像できるかもしれませんが、失われたデータを復活させることはできません。
もう一つの例はTimbeterの開発に伺いました。彼は外付けハードドライブにデータを収容していたのですが、ある日ハードドライブが壊れてしまい、その中にあったデータは全て消えてしまいました。こういった例から、データの保存となると、クラウドコンピューティングは安全な場所を提供できるといえます。
そういう風にして、データは失われる可能性があり、それを避けるにはテクノロジーを使って安全にデータを保存しておくのが重要です。
まとめると、クラウドコンピューティングを使うと、データ共有が簡単に行え、データの保存が従来より安全にできるのです。
2. クラウドシステムで時代に乗ろう
次に、クラウドシステムが流行なのはアプリのデザインではなく、生活に利便性をもたらすものとして、2つの例ー人気且つ、有名なプラットフォームとして使用されているDropboxとGoogleドライブーを紹介します。
2.1 Dropbox
まず、Dropboxについて見ていきましょう。Dropboxにはアプリとウェブサイトの両方があります。どちらのオプションでもファイルにアクセスすることができますが、デスクトップアプリを使うと、ウェブブラウザを開く必要がなくなるのでより簡単にアクセスできます。
ここで(林業での)Dropboxを使ったワークフローの一例を紹介します。
- データを取得
- Dropboxにアップロード
- Dropboxが発行したリンクを共有
つまり、Dropboxでのファイル管理は非常に簡単且つ、クラウドコンピューティングの使用するメジャーな一例となります。
2.2 Google Drive
もう一つの一般的なクラウドコンピューティング・アプリの例がGoogleドライブです。今日、多くの人がGoogleでメールアドレスを所有しており、これはGoogleドライブにもアクセスできることを意味します。Google ドライブも、Dropboxと同じようにパソコンからGoogle ドライブにアクセス可能です。手順としてはDropboxと同じなので、ここでは省きます。
(ブラウザ版の)Google ドライブでファイルを作成すると、Google ドライブが自動的にファイルを保存するので、手動で保存する必要がなくなります。最近、Google ドライブではWordやExcelなどのファイルも、Google ドライブの拡張子に変更せずに編集できるようになりました。
例えば、Google ドライブにExcelがあったとすると、Google ドライブのファイルの拡張子にかつては複製されていたものが、それなしに、Google ドライブ上で編集できるのです。さらに、インターネットに接続されている限り、自動的にファイルが保存されます。
こういった例が身近でなくても、次のセクションに繋がるので覚えていてください。つまり、私たちは日々の生活の中に既にクラウドコンピューティングあるのです。DropboxもGoogle ドライブも大変役に立ちます。
3. Timbeterの場合はどうなのか?
最後に、Timbeterの場合について述べます。Timbeterでは、ストレージ・モジュールというクラウドコンピューティングを使用しており、ここでは、データの保存と共有という観点から説明します。
3.1 Timbeterのストレージ・モジュールでのデータ保存
Timbeterのストレージ・モジュールのメリットの1つが測定データがどこにも行かないということです。Timbeterのアプリはストレージ・モジュールに同期することができ、アプリにインターネット接続がある限り、測定データはストレージ・モジュールにアップロードされ、保存されます。つまり、一般的なクラウドストレージのように、重要データを失くす心配がないのです。

3.2 Timbeterのストレージ・モジュール出のデータ共有
もう一つのメリットがデータは簡単に共有できるということです。Timbeterのストレージ・モジュールでは、共有するのに測定のリンクを手に入れることが可能です。
たった1クリックで、ストレージ・モジュールがパブリックURLを発行し、それによってTimbeterのアカウントを持っていなくてもほかの人が測定を見られるようになります。つまり、関係者とデータを共有するのに、USBもハードドライブも必要ないのです。
もしExcelはPDFでデータを共有したい場合は、シンプルにストレージ・モジュールでボタンをクリックするだけで、上記のフォーマットで測定情報をダウンロードできます。次に一般的なクラウドコンピューティングがファイルの管理や共有を簡単にしてくれます。
一度ファイルを手に入れると、例えば、Google ドライブにアップロードします。そして、ファイルはその中にあるフォルダーなどに保存されます。手短にいうと、一般的なクラウドストレージをTimbeterのストレージ・モジュールと併用することで、もっとアクセス可能になるのです。
ということで、以上がTimbeterのオファーできることです。一度ファイルをダウンロードしたら、DropboxやGoogle ドライブなどのほかのプラットフォームに測定をアップロードし、保存できます。また、Timbeterのストレージ・モジュール単体では、パブリックURLを発行することで測定にアクセスできるようになります。
まとめ
まとめると、いつでも新しいことにチャレンジしてみるのはいいことです。クラウドコンピューティングがあると、データを失うリスクが減り、Timbeterを使う前に日々の生活で慣れることができます。DropboxやGoogle ドライブは重要なデータを保存し、共有し、Timbeterのストレージ・モジュールはでデータの管理に役立ちます。